北京
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スキー発祥の地として世界的に認められている中国北西部、新疆ウイグル自治区のアルタイ地区では今も、伝統的なスキー道具が使われています。
アルタイ地区で発見された壁画
アルタイ地区では2005年、ある洞窟の中で、狩猟のためにスキーをしている人間の様子を描いた壁画が発見されました。今から1万年以上も前の旧石器時代に描かれたものと見られ、アルタイ地区は世界で最も古くからスキーが行われている地域と認められました。
松の木や馬の毛皮などで作られたスキー板
現地の人々は遠い昔の伝統を守り、松の木や馬の毛皮などで作られたスキー板を今でも使っています。この伝統的なスキー板は、滑らずに坂を上ることができるのが最大の特徴です。
スキー発祥の地・アルタイ地区は雪が降る季節が長く、雪質も良いため、中国のスキー愛好家に人気の場所となっています。(鵬、星)