北京
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23/19
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は29日、第3回中ロエネルギービジネスフォーラムにそれぞれ祝電を送りました。
習主席は「今年、中ロ双方は『中ロ善隣友好協力条約』調印20周年を迎え、全面的な戦略協力と包括的な実務協力を推進し、多くの成果を収めてきた。エネルギー協力は両国の実務協力の重要な方向である。双方は新型コロナウイルス感染症の影響を克服し、エネルギー貿易の成長を実現し、重要な協力プロジェクトを順調に推進し、新しい分野と新しい方式での協力を絶えず拡大している。エネルギー協力での著しい成果は、新時代における中ロの包括的・戦略的パートナーシップの大きな発展の可能性を物語っている。中国側はロシア側と共に、より緊密なエネルギーパートナーシップを築き、共にエネルギーの安全を守り、気候変動問題に取り組んでいきたい」と述べました。
プーチン大統領は祝辞の中で「現在、新時代におけるロ中の包括的・戦略的パートナーシップはかつてない高水準にある。両国関係の重要な構成部分として、近年、ロシアと中国のエネルギー協力は積極的な進展を収め、国境をまたがる石油・ガスパイプラインは安定稼働し、エネルギー貿易は着実に拡大し、北極地域での液化天然ガス開発および原子力発電ユニットの共同建設などの一連の重要なプロジェクトも順調に実施されている」とし、両国企業が連携を強化し、エネルギーの情報化やグリーンエネルギーなどの協力の新たな方向性を検討し、ロシアと中国のエネルギー協力に新たな意味をもたらすよう期待を示しました。(ZHL、鳴海)