北京
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李克強国務院総理は26日夜、人民大会堂で、テレビ会議形式によって開かれたアジア欧州会合第13回首脳会合(ASEM13)の非公式会議に出席し、演説を行いました。
李総理は演説で、「ASEMはアジア・ヨーロッパ間における最大規模の政府間フォーラムである。53の参加国・機関の総人口は世界の総人口の6割近く、経済総量は全世界の半分、貿易総額は全世界の約7割をそれぞれ占めており、国際政治・経済において重要な影響力を有している。現在、アジア・ヨーロッパ各国は共に新型コロナウイルス感染症への対応と経済回復の推進という重要な議題に直面している。自由貿易を堅持し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安定性と円滑化を維持しなければならない。来年発効される地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が、地域の経済回復に向けた新たな動力となるだろう」と述べました。
李総理はまた、「アジアとヨーロッパ諸国の共同の努力を通じて、新型コロナウイルス感染症の効果的な予防とコントロールが推進できるだけでなく、経済回復をよりよく実現し、アジア、ヨーロッパ、そして世界の平和的安定と発展、繁栄を維持し、世界の人々に幸せをもたらすことができると信じている」と強調しました。(玉華、井上)