北京
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23/19
国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)がこのほど英国のグラスゴーで閉幕しました。中国生態環境部気候変動対応局の陸新明副局長は25日の記者会見の席上、「COP26は、気候変動に対応する新たな道を切り開いた。中国と米国は共同で『中米による2020年代の気候行動の強化に関するグラスゴー共同宣言』を発表し、引き続き各方面と共に『パリ協定』の実施を強化していくと約束した。中国は様々な措置を講じてこの共同宣言の実施を促進していく」と述べました。
中国ではこのところ、「2030年までの炭素排出のピークアウト行動計画」などの「1+N」政策体系が次々と発表されており、エネルギー、工業、交通、建築などの主要産業・分野の実施計画や、科学技術、財政、金融などの政策措置も順次発表される予定です。陸副局長は、「これらは中国の炭素排出のピークアウトとカーボンニュートラルへのスケジュールとロードマップを明確に示し、『中米による2020年代の気候行動の強化に関するグラスゴー共同宣言』の実行を大きく推進するものだ」と指摘しました。(玉華、鳴海)