北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、「仁愛礁は中国南沙諸島の一部だ」と指摘しました。
報道によると、フィリピンのロレンザーナ国防相は23日、「フィリピンは仁愛礁への補給船派遣に成功した。この際、重大な事故は発生していない」と述べました。中国海警船は職員3人をゴムボートに乗せ、フィリピン海軍の陸揚げの様子を写真やビデオで記録しています。フィリピン側は、この中国側の動きを脅迫や嫌がらせだと指摘しました。
これについて趙報道官は、「中国は、フィリピン側が約束を守ることを求める。中国は、仁愛礁で不法に滞在する軍艦があれば曳航する。この中国側の立場は一切変わらない。今回の食料などの生活物資の補給は、人道的な臨時の特別措置だ。中国海警船は法に基づき海域を巡航し、フィリピン側の補給行動を終始監視する」と述べました。(moku,鳴海)