北京
PM2.577
23/19
米国、イギリス、オーストラリアが安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づく情報交換協定に署名したことを受け、外交部の趙立堅報道官は22日、「中国は米英豪の原子力潜水艦協力に深刻な懸念を抱いている。この協力は地域の緊張を高め、軍拡競争を刺激し、地域の平和と安定を脅かし、国際的な核拡散防止に向けた努力を損ねることになる。この協力が引き起こすマイナスの結果について、多くの国々が深刻な懸念を表明している」と述べました。
趙報道官は、「現行の保障監督体制では、国際原子力機関(IAEA)は、米英がオーストラリアに原子炉や関連の兵器級核物質を提供しようとする行為を効果的に監督・管理できず、関連の核物質や核技術が核兵器開発に転用されないことを保証することができない。したがって、米英豪の動きには核拡散を招く大きなリスクがあり、核拡散防止条約の目的と主旨に著しく反し、国際的な核拡散防止体制を深刻に損ねることになる」と非難しました。(ミン・イヒョウ、謙)