北京
PM2.577
23/19
第1回「中国・中央アジア5カ国」シンクタンクフォーラムが19日、北京で開催されました。「アフガニスタンの新情勢および中央アジアの安全と発展」というテーマをめぐり、中国と中央アジア5カ国の外交官やシンクタンクの代表が、オンラインまたはオフラインの形で討議しました。
中国外交部の楽玉成副部長は発言の中で、「アフガニスタン情勢の変化から深い教訓を得た。武力干渉や強権政治、そしていわゆる『民主改造』が通用しないのだということが改めて証明された。現在、アフガニスタンは深刻な人道危機に直面している。中国と中央アジア諸国はアフガニスタン問題に関心を持ち、この問題における立場を一致させている。いずれもアフガニスタンにオープンかつ包容的な政治構造が構築されることを望んでいる」と指摘しました。
会議の参加者は「アフガニスタンは現在、人道主義、経済、テロ対策、政治などの面でさまざまな課題に直面しており、平和再建の実現は道半ばである。アフガニスタンは中国と中央アジア諸国の近隣国であり、中国と中央アジア諸国は団結と協力を強化し、アフガニスタンが平和・安定と発展の道を歩むことを共同で支援すべきだ」としています。(ZHL、謙)