北京
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外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で気候変動問題に言及し、「中国は『パリ協定』の実施において行動派であり、グローバル気候ガバナンスの貢献者であり、世界エコ文明建設のリーダーでもある」と強調しました。
汪報道官はその際、「去年9月以降、習近平主席は中国のカーボンピークアウトとカーボンニュートラルの目標を宣言し、一連の具体的な自主的行動措置を打ち出してきた。気候変動問題に対応する中国の断固たる決意が具現化されている」と述べました。
また、「英国のグラスゴーで行われているCOP26の開催に先立ち、中国はカーボンピークアウトとカーボンニュートラルに関する『1+N』政策や、『中国の気候変動対応政策と行動』白書を発表し、国家による自主的貢献と中長期的排出戦略を正式に打ち出した。いずれも『パリ協定』を実施する具体策であり、グローバルな気候変動に対応する中国の責任と貢献を具現化している。また、昨日(11日)、中国と米国は『21世紀20年代における中米気候行動の強化に関するグラスゴー共同宣言』を発表し、COP26の成功を大いに推し進めた」と述べました。
汪報道官はさらに、「COP26は本日閉会する予定だが、中国は関係各方面との共通認識を最大限に求め、大会が積極的な成果を収められるよう推し進めながら、『パリ協定』の全面的かつ効果的な実施を促し、公平かつ合理的で、協力・ウィンウィンのグローバル気候ガバナンスシステム、そして人類運命共同体の構築をともに推し進めていく」と期待を寄せました。(Lin、謙)