北京
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中国共産党中央委員会と国務院はこのほど、『汚染防止の戦いを深めるための意見書』を発表しました。
外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、「気候変動に対応するため、中国は口だけでなく、実際の行動をとる。目標を設定するだけではなく、具体的なタイムテーブルやロードマップも作成している。『意見書』の発表は、中国が新たな発展段階に立ち、新たな発展理念を遂行し、新たな発展パターンを構築し、汚染対策、生態系保護、気候変動への対応に向けた新たな取り組みの表れであり、中国の世界の気候変動に対する確固たる決意と有言実行の力を示したものだ」と述べました。
汪報道官はまた、「中国は長年にわたり、国情に応じた国際的責任を負い、グリーン・低炭素発展の道を積極的に模索してきた。中国は引き続き約束を守り、CO2排出ピークアウトに向けた取り組みを推進し、CO2の総排出量をコントロールする包括的なシステムを構築し、国内の炭素排出権取引市場を整備していく。また、メタンなどの二酸化炭素以外の温室効果ガスの排出管理・抑制を強化し、2030年の気候変動対応における国の自律的な貢献目標を達成し、世界の気候変動に対して貢献する」と示しました。(RYU、鳴海)