北京冬季五輪 試合会場に大きな動き

 　2022年北京冬季五輪大会の開会まで、あと90日あまりになりました。各準備作業は順調に進められています。

 　国家体育館が製氷開始

 　北京にある国家体育館では今月、「北京で会いましょう」をテーマに、アイスホッケーの国内テストが行われます。同体育館は北京冬季オリンピック男子アイスホッケーのメインな試合会場であり、中国の製氷チームは10月30日に、氷面に線を引く作業を開始しました。11月1日からは試合会場の氷の厚みを増す作業を行い、2日には試合時に要求される3.5センチの厚さに到達させます。

 　国家クロスカントリースキーセンターの臨時工事がほぼ完成

 　国家クロスカントリースキーセンターの臨時工事は現在までにほぼ完成し、最後の調整作業が急ピッチで進められています。国家クロスカントリースキーセンターは北京市に隣接する河北省張家口市崇礼区太子城区域南東部の山間部に位置し、面積は106.55ヘクタールです。コースは山の形状と植生に従って建設されました。この会場は明朝の万里長城の遺跡に隣接し、コース全体が樹林の中を通過しています。（殷、鈴木）