北京
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中国国防部の譚克非報道官は28日に開かれた記者会見で、「米国が中国軍事脅威論を煽動することに、中国側は断固として反対し、米国側に対し、中国について正しく理解し、両軍関係を健全かつ安定した方向へ発展させるよう希望する」と述べました。
また、中国海軍に関する報道についての質問に回答した際、譚報道官は「米国が『中国脅威論』を煽る目的は、自国の軍事力拡張や軍事費増加のために口実を見つけることにある。その真の狙いは、世界範囲で軍事覇権を維持することだ。これに対して、われわれは断固反対する」と強調しました。
さらに、譚報道官は「米国は非常に強い軍事力を後ろ盾に、常に国際法と国際関係に関する基本準則を無視し、頻繁に戦争を引き起こし、分裂や対抗を作り出した。その覇権主義は一目瞭然だ。一方、中国は防衛的な国防政策を実施しており、覇権の道を歩むようなことは絶対にしない。中国軍は終始世界平和と安定を守り、人類運命共同体を構築する力になりたい」と述べました。また、「中米両軍の関係は両国関係を構成する重要な一部であり、中国の両国軍の関係発展に対する態度は一貫し、明確で、かつ前向きで、率直だ。米国に対して、中国について正しく理解し、実際の行動で両軍関係を健全かつ安定した方向へ発展させるよう希望する」との考えを示しました。(非、藤井)