北京
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北京市では28日、国の統一計画にもとづいて3~11歳への新型コロナウイルス用ワクチンの接種が始まりました。幼稚園や小学校は人が密集する場所であり、感染症が流行しやすい環境です。コロナ用ワクチンの3~11歳向け使用は、「集団免疫」達成のための重要な構成要素であり、新型コロナウイルスの感染を遮断する重要な措置でもあります。
新たに接種の対象になったのは、3~11歳の生徒と入学前の児童などで、接種時に満3歳に達していることが条件です。新型コロナウイルス感染歴のある児童は、感染6か月後には1回目の接種を受けられます。新型コロナウイルス以外に対するワクチンは、たとえ国が定めるワクチンであっても同時接種は認められません。国が定めるワクチンを優先した上で、新型コロナウイルス用ワクチンの接種まで14日以上を置く必要があります。
新型コロナウイルス用ワクチンについては、接種後に会場で30分待機させ、被接種者の状態を観察します。体調が悪化した場合には、ただちに医師に伝えられます。帰宅後も保護者が子供の健康状態に注意して、不調があれば学校または接種機関に報告し、ただちに医師の診察を受けさせます。接種を受けた児童の飲食には淡泊なものを心がけ、しっかりと休息を取らせて過度な運動や疲労は避けねばなりません。
北京市では27日時点で、コロナウイルス用ワクチンの接種が累計4250万3500回実施されました。接種を受けた人は累計2047万2100人に達しました。(ZHL、鈴木)