【CRI時評】中国人民のボトムラインへの挑戦を直ちにやめるよう米政治家に忠告する

2021-10-28 13:04  CRI

【CRI時評】中国人民のボトムラインへの挑戦を直ちにやめるよう米政治家に忠告する

 ブリンケン米国務長官は26日、「台湾の国連システムへの積極的な、意味のある参加を支持」するよう呼び掛ける声明を発表した。その前日の25日は、国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年の記念日だ。米国がこのタイミングで国連における台湾の地位問題を騒ぎ立てるのは、腹黒い下心があり、一つの中国の原則に対する公然たる挑戦であり、14億余りの中国人民の「ボトムライン」に対する著しい挑発だ。

 国連は、主権国家のみが加盟できる政府間国際組織だ。中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府であり、中国の一部である台湾の国際組織の活動参与は一つの中国の原則に照らして処理しなければならない。これは国際的な共通認識だ。米国はある時期以来、さまざまな言い方を編み出して、台湾の「国際組織への意味のある参加」「国連への意味のある参加」を騒ぎ立て、一つの中国の原則と中米の三つの共同コミュニケに背き、第二次世界大戦後の国際的な秩序とルールに挑戦している。

 米国は声明でさらに、台湾が国際民間航空機関(ICAO)の総会と世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)に参加できないことに疑問を呈したが、台湾がこれらの組織に参加したことはなかったとでも言うのか。WHAについて言えば、台湾地区は2009年から2016年まで「中華台北」名義でオブザーバーとして参加した。これは、両岸が共に一つの中国の原則を具現化した「九二共識(92年コンセンサス)」を堅持した上で、協議により行われた特別な配慮によるものだ。しかし、台湾の民進党が2016年に政権を握って以来、「九二共識」を認めるのを拒み、かたくなに「台湾独立」の立場を取っていることが、台湾の多国間国際組織の活動参与を壁に突き当たらせている。

 さらに失笑を禁じ得ないのは、米国が全ての国連加盟国に対してそうした立場を支持するよう呼び掛けていることだ。世界には一つのシステム、一つの秩序、一つのルールしかなく、全ての加盟国は国連憲章の趣旨と原則を守り従わなければならず、国連を「人質」に取ろうとする米国の意図が思い通りになることはあり得ない。WHAは「台湾のオブザーバー参加」の提案を連続して何年も拒んでいるが、これこそが国際社会の立場だ。

 米国が「台湾カード」を切る意図は明らかで、「台湾問題で中国をけん制」し、国際的に「一中一台(一つの中国・一つの台湾)」をつくり出すことに他ならない。だが、「台湾問題は中国の核心的利益であり、一つの中国の原則に対する挑戦は許さない」という中国の立場はこの上なく揺るぎないものだ。米国が直ちに誤りを正して中国人民のボトムラインへの挑戦をやめるよう忠告する。(CRI論説員)

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