北京
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国務院の李克強総理は27日夜、人民大会堂で第16回東アジアサミットに出席しました。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の首脳およびロシア、韓国、アメリカ、日本、インド、オーストラリア、ニュージーランドの首脳らも出席しました。サミットはオンライン形式で行われ、ブルネイのハサナル・ボルキア国王が議長を務めました。
李総理はサミットで発言した際、「中国は関係国家のニーズに応じて、力の及ぶ限りワクチンとその他の感染症予防・抑制物資を支援すること」「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の一刻も早い発効を推進すること」「中国は環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)の加入を正式に申し入れており、これによって開放に関するコミットメントのレベルを一段と高めること」「共通だが差異ある責任の原則に従って気候変動対策に取り組み、『パリ協定』を全面的かつ効果的に実施すること」、そして「ASEANの中心的地位を支持する」意思を明らかにしました。
李総理はさらに、中国がASEAN諸国と共に「南海行動宣言」を全面的かつ効果的に実行に移していることを強調しました。(ヒガシ、坂下)