北京
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最近、米国のブリンケン国務長官は声明を発表し、国連のすべての加盟国が米国と共に、台湾が国連と国際社会に積極的かつ有意義に参与することを支持するよう奨励すると表明するとともに、台湾の国際民間航空機関(ICAO)と世界保健機関(WHO)の活動への参与に重点的に言及しました。
米国の声明を受けて、外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「米国の声明は『一つの中国』の原則と中米の三つの共同コミュニケの規定に対する重大な違反であり、自身が約束したことに背き、国際関係の基本的な規範に背くもので、『台湾独立』分裂勢力に重大な誤ったシグナルを送っている」と述べました。中国側はこれに強く不満を抱き、断固反対し、すでに米国側に厳正な立場を表明するとともに厳正な交渉を申し入れました。
汪報道官は「台湾当局が『台湾独立』という分裂主義の立場を頑なに守り、『九二共識』(92年コンセンサス)を認めないことで、台湾地区がWHOやICAOの活動に参加する政治的基盤が存在しないことになった。このような局面をもたらした責任のすべては台湾当局にある。実際上、中国中央政府は『一つの中国』の原則を前提として、台湾地区がさまざまな分野の国際協力に参与することに対して適切な措置を講じている」と指摘しました。(帥、 坂下)