北京
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習近平国家主席は26日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行いました。
習主席はその中で、中国がフランスとの関係を極めて重視しているとして、「国際情勢が素早く変化する中、中国とフランスが重要な議題をめぐり、タイムリーに意思疎通と協調を行うのは、中仏関係の方向性をしっかりと見定めるのに役立ち、世界情勢により多くの安定性を注ぐことにつながる」と話しました。そのうえで、中国とフランスがコロナ対策を確実に行うことを前提に、関連の協力プロセスを推し進めていくことや、北京冬季オリンピックとパリオリンピックの開催で互いに支持する考えを示しました。また、このほど、世界各地で相次いで起きた大きな事件から、「欧州連合(EU)が独立した戦略を守るべきだというフランスの主張が正しいことが実証された」と示しました。
マクロン大統領は、昆明で、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)首脳サミットが成功裏に開催されたことに祝賀の意を表し、フランスが中国とともに、関連分野での実務協力でより多くの成果をあげるよう推し進めていく考えを示しました。そのうえで、「EU・中国投資協定の速やかな発効を望んでいる。フランスは中国で開催される北京冬季オリンピックを支持する」と話し、今後もトップ対話を続けていく意思を示しました。
(Yan、CK)