北京
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習近平国家主席は27日、赤道ギニアのオビアン・ンゲマ大統領と電話会談しました。
この中で習主席は、「近年、中国は赤道ギニアとの関係において、強い政治的信頼と実りある実務的な協力により、高いレベルの発展を維持している。中国は、赤道ギニアが台湾、香港、新疆、人権に関する問題で中国を強く支持していることを高く評価するとともに、赤道ギニアが国家主権を守り、自らの発展の道を模索することをこれまで通りに支持し、両国民のより良い利益のために様々な分野でより実りある友好と協力を促進していきたい。中国は、赤道ギニアへのコロナワクチン支援を継続し、両国の医療・保健協力を深め、『一帯一路』の枠組みの中で様々な分野の協力を拡大していきたい。中国は、赤道ギニアの経済・社会の発展のために、能力が及ぶ範囲内で引き続き支援を行っていきたいと考えている」と述べました。
また、習主席は、「現在、世界は100年に一度の大変局を迎えている。中国とアフリカは引き続き連携を強化し、緊密に協力して互いに支え合い、国際的な正義を守り、発展途上国の共通の利益を擁護していくべきである。中国は、赤道ギニアが世界開発イニシアティブに加盟することを歓迎し、赤道ギニアおよび他のアフリカ諸国と協力して、開発途上国の持続可能な開発および共同開発を促進する用意がある。中国はアフリカと協力して、中国アフリカ協力フォーラムの次回会議を成功裏に開き、将来の中国アフリカ協力を計画し、中国アフリカ関係の新境地を切り開いていきたい」と述べました。
これに対しンゲマ大統領は、中国共産党創立100周年および中華人民共和国成立72周年を祝福した上で、「中国が初めて赤道ギニアに医療チームを派遣してから、今年で50周年になる。中国の医療チームは、赤道ギニアの医療水準の向上と国民の健康保護に大きく貢献しており、赤道ギニアの政府と国民はこれに心から感謝し、その恩を心に刻んでいる。赤道ギニアは、中国を最も重要な戦略的パートナーと考えており、新型コロナワクチンをはじめとする中国からの貴重な支援に心から感謝している。また、『一帯一路』イニシアティブと世界開発イニシアティブを支持し、積極的に参加していきたい考えだ。さらに、二国間協力のすべての分野と、アフリカ中国協力フォーラムの枠組みでの協力において、中国と緊密に協力していきたい」と語りました。(ミン・イヒョウ、謙)