北京
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北京冬季オリンピックまであと100日となったことに合わせて、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の主催による「第1回中国・欧州音楽祭」ならびに「北京冬季オリンピック100日カウントダウンコンサート」が開催されました。ドイツやスイスなど欧州各国から集まったミュージシャン総勢130人が出演し、中国やスイス、イタリア、ロシアなどの有名作曲家による楽曲が演奏されました。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、コンサートに宛てた祝賀メッセージの中で、「北京は、夏季と冬季の両方のオリンピックを開催する最初の都市となって新たな歴史をつくる。国境を越えたこのコンサートは、そのプロセスにおけるマイルストーンの一つになる」と述べた上で、「近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵は、127年前にオリンピックを復興させた際、スポーツと文化を結びつけることを大きな目標の一つにした。CMG主催のコンサートは、スポーツと音楽が人々を結びつける架け橋であることを示している。これこそがスポーツと音楽のあるべき姿だ」と語りました。
また、中国共産党中央宣伝部副部長でもある慎海雄CMG台長兼総編集長はビデオメッセージで、「スポーツと音楽は全人類の共通言語だ。オリンピックという旗印の下で、各国のミュージシャンが、北京冬季オリンピックの成功に向けた祝福を、CMGと世界の多くの主要メディアを通して世界に発信した」とした上で、「CMGは今後も北京冬季オリンピックに関するストーリーを生き生きと伝え、『ハイテクの冬季オリンピックと8Kのオリンピック』という目標の実現に向けて努力し、世界中の視聴者の印象に残る大会となるよう力を捧げたい」との意気込みを語りました。(ミン・イヒョウ、謙)