北京
PM2.577
23/19
中国各地ではこのほど、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種が始まりました。2回目のワクチン接種から6カ月経過した場合、ブースター接種によって免疫効果の強化を期待することができます。
このほど開かれた記者会見で、中国疾病予防コントロールセンターで免疫計画を担当する首席専門家の王華慶氏は「現在の国内外の研究結果によると、ワクチン接種後は時間の経過に伴い、一部の人の体内では抗体が下がり、ワクチンの保護効果が弱まっていく。このため、免疫効果を強めるブースター接種によって抗体を強化することができる」と述べました。
中国疾病予防コントロールセンターで免疫計画を担当する首席専門家の王華慶氏
また、王氏は「新型コロナウイルス感染症は新しい伝染病で、新しいウイルスであるため、新しいワクチンが使われている。多くの技術案があることから、最も良いプロセスの確定には継続的な研究および検討が必要だ。理想的なワクチンの接種によって、優れた免疫効果を保つことができる。ブースターが必要であるとしても、回数が限られている。今後、保護効果を確実なものにするためにも、より良いワクチン、より良い接種プロセスの登場を期待している。ブースター接種を周期的に行うことは最終的な選択肢ではない」と強調しました。(殷、島野)