小康社会を全面的に実現させ グローバルな発展に役割を果たす

　中国の習近平国家主席は25日、「国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年記念会議」に出席し、重要な談話を発表しました。習主席は、「過去50年間は中国が平和的に発展し、人類に幸福を与えた50年間である。中国は平和発展の道、改革開放の道、多国間主義の道を歩むことを堅持する」と指摘し、各国は全人類の共通した価値を発揚し、真の多国間主義を実践し、連携して人類の運命共同体を構築していくよう呼び掛けました。

　この50年、困難にめげず奮闘することを経て、中国人民は自らの両手で中華民族の大地に小康（いくらかゆとりのある）社会の目標を実現させ、貧困脱却堅塁攻略戦での勝利を得て、絶対貧困問題の歴史的な解決を果たし、社会主義現代化国家の新しい道を切り開き、中華民族の偉大な復興という明るい未来を迎えています。

　　　　　　　　――習近平主席の「国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年記念会議」の談話より 2021年10月25日

2020年11月23日 中国南西部にある貴州省は最後の九つの貧困県の貧困脱却を発表

中国全ての貧困県の貧困脱却を意味している

貴州省の貧困脱却のために移転した住民が作業場で刺しゅうのテクニックを学び合う様子

2020年5月22日 中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市国際大バザールでカザフ族の民間芸人が観光客に弾き語りを披露する様子

中国は貧困脱却堅塁攻略戦を全面的に開始 住宅と牧畜に適した土地に欠ける新疆ウイグル自治区カザフ族の牧畜民が都市部のコミュニティーに移住 小康生活へと進む

2021年7月１日 中国共産党創立100周年祝賀大会が北京の天安門広場で盛大に行われた

中国の最高指導者である習近平主席は席上、「中国は一つ目の100年奮闘目標（中国共産党創立100周年に際して、小康社会を全面的に完成すること）を実現させ、中華民族の大地に小康社会を全面的に構築した」と発表した

（殷、浅野）