北京
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習近平国家主席は26日、パプアニューギニアのマラペ首相と電話会談を行いました。
その中で、習主席は「中国とパプアニューギニアが国交関係を樹立してから45年間、双方は互いに尊重し合い、平等に接している。双方は核心的かつ重大な問題で、支持し合い、南太平洋地区の平和と安定を維持し、地域の繁栄と発展を促した。中国は今後も、パプアニューギニアに対し、いかなる政治条件も付けない経済と技術支援を行い、新型コロナウイルス感染症への予防と抑制にさまざまな支援を提供していく」との考えを表明しました。また、習主席は、パプアニューギニアは太平洋の島国で重要な影響力を持つ国で、中国はパプアニューギニアとともに、両国の友好協力の方向を把握し、運命共同体を構築し、積極的にグローバル開発イニシアチブを確実に実行に移し、真の多国間主義を堅持し、公平や正義および発展途上国の共通した利益を維持していきたいと強調しました。
これに対して、マラペ首相は「45年前、パプアニューギニアが太平洋の島国で率先して『一つの中国』の原則を認めた。45年間、両国関係は良好な発展すう勢を保っている。長年、中国がパプアニューギニアの経済と社会発展のために支援してくれたこと、特に新型コロナウイルス感染症の予防と抑制のために提供してくれた医療支援に感謝する。中国はパプアニューギニアの真の友人かつ信頼できる友人である。パプアニューギニアは中国との友好関係をとても大切にし、習近平主席が果たしているリーダシップにとても敬服している。また、中国側が提唱している『一帯一路』イニシアチブを称賛し、貧困脱却などの面における中国の経験を参考にし、各分野における両国の協力をさらに拡大し、深めていきたい」との考えを示しました。(非、浅野)