北京
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習近平国家主席は北京市内で25日、「国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年記念会議」に出席し、重要な談話を発表しました。
習主席は「我々は協力を強化し、共に人類が直面する様々な試練やグローバルな課題に対応していくべきだ。地域紛争やテロリズム、気候変動、サイバーセキュリティ、バイオセキュリティなどグローバルな課題に対しては、より包容力があるグローバル・ガバナンスやより効果的な多国間メカニズム、より積極的な地域の協力を形成してこそ、効果的に対処できる」と指摘しました。
習主席はまた、「国際ルールは国連の193の加盟国の共同によってのみ制定できる。個別の国や国家グループで決めることはできない。国際ルールは、国連の193の加盟国が共同で順守すべきものだ。例外はなく、例外があってはならない。世界各国は国連を尊重する態度を取り、この『大家族』を大切にして守るべきである。自らに合えば利用し、合わなければ捨てるということは、あってはならない。国連に、人類の平和と発展を促進する崇高な事業でより積極的な役割を発揮させるべきだ」と強調しました。
習主席はさらに、「手を携えて、歴史の正しい側につき、人類を進歩させる側につき、世界の永続する平和と発展の実現のため、人類の運命共同体の構築を推進するため、たゆまず奮闘していこう」と呼びかけました。(藍、鈴木)