国連での中華人民共和国の権利回復は中国と世界各国の人民の勝利＝習主席

　習近平国家主席は北京市内で25日、「国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年記念会議」に出席し、重要な談話を発表しました。

　習主席は、「50年前の今日、第26回国連総会は圧倒的多数で第2758号決議を採択し、国連における中華人民共和国のすべての権利を回復することを決定し、中華人民共和国政府が、国連における中国の唯一の合法的な代表であることを認めた。これは中国人民の勝利であり、世界各国人民の勝利でもある」と強調しました。

　習主席はまた、「世界では現在、極めて長期にわたって存在しなかった大変化が加速しており、平和と発展という進歩の力が絶えず強まっている。我々は歴史の大勢に順応し、協力を堅持し、対抗はせず、開放を堅持し、閉鎖はせず、互恵とウィンウィンを堅持し、ゼロサムゲームを行わず、あらゆる形式の覇権主義や強権政治に断固として反対し、あらゆる形式の一国主義や保護主義に断固として反対しなければならない」と強調しました。

　習主席はさらに、「中国は一貫して国連憲章と『世界人権宣言』の精神に従い、人権の普遍性を中国の実情に結びつけることを堅持し、時代の流れに合致して中国の特色を持つ人権発展の道に踏み出し、中国の人権の進歩や国際的な人権事業に大きな貢献をしてきた」とも強調しました。（藍、鈴木）