北京
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習近平国家主席は25日、北京市内で「国連における中華人民共和国の合法的議席回復50周年記念会議」に出席し演説を行いました。
習主席は、「中国人民は一貫して国連の権威と地位を擁護し、多国間主義を実践する。中国が国連との協力は日増しに深まっている。中国は国連安保理常任理事国の職責と使命を忠実に履行し、国連憲章の宗旨と大原則を維持し、国連が国際問題の解決において中心的な役割を果たすことを確保する。中国は平和手段による紛争の政治的解決を提唱し、5万人以上を国連平和維持活動(PKO)に派遣してきた。中国が負担する国連分担金は世界第2位となり、PKOの分担金でも第2位だ」と述べました。
習主席はまた、「平和、発展、公平、正義、民主、自由という全人類に共通した価値を大きく発揚させるべきだ。よりすばらしい世界を共に築くために、正しい理念を指針とせねばならない。平和と発展は我々の共通の事業であり、公平と正義は共通の理想であり、民主と自由は共通した探究である。多様性は人類文明の魅力の根源であり、世界の発展の活力と原動力の源でもある。文明に上下や優劣はなく、特色と地域による違いしかない。文化は交流を通じてこそ融合でき、融合してこそ前進する」と強調しました。(殷、鈴木)