北京
PM2.577
23/19
米国立衛生研究所(NIH)のコリンズ所長は20日、「現段階までの科学的証拠によれば、新型コロナウイルスは自然界のウイルスが変異したものという可能性が高い。自然宿主から直接ヒトあるいはいまだに明確ではない中間宿主の動物を経由してヒトに伝染したとみられる」という声明を発表しました。
コリンズ所長は、「不幸なことに、真相が解明される前に、誤った情報と虚偽情報が出回り、深刻な影響を及ぼしている」と指摘しました。
さらに、「歴史的に見て、インフルエンザ、エボラ出血熱、ジカウイルス感染症、重症急性呼吸器症候群(SARS)などを含む多くのウイルスは、動物が起源となって感染症やパンデミックを引き起こしている。また、ほとんどの機関は、新型コロナウイルスが遺伝子工学の産物である可能性はほとんどないと判断している」と述べました。(怡康、浅野)