北京
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外交部の汪文斌報道官は22日の定例記者会見で、21日にビデオ方式で第1回中国太平洋島嶼国外相会議が開催されたことを紹介しました。会議では、6つの重要な共通認識に達し、『中国太平洋島嶼国外相共同声明』が発表されました。
汪報道官によりますと、第1回中国太平洋等諸国外相会議は王毅国務委員兼外交部長が会議を主宰し、キリバス、フィジー、トンガ、ソロモン諸島、サモアなど各国の首脳、外相らが参加したということです。
会議では以下の6つの重要な共通認識が得られました。
① 互信頼を強化する。
② 新型コロナ感染症対策の協力を引き続き強化する。
③ 「グローバル発展イニシアチブ」を支持する。
④ 手を携えて世界的な課題に対応する。
⑤ 多国間主義を堅持し、実践する。
⑥ 中国太平洋等諸国外相会議メカニズムを構築し、新たなメカニズムが安定的かつ長期的に実施されるよう持続的に推進する。
会議では、中国-太平洋島国緊急物資備蓄庫、貧困削減・発展協力センター、気候変動対応協力センターの設立や中国-太平洋島国漁業協力発展フォーラムの開催など、具体的な協力成果に達しました。また、核汚染水の海への排出問題が提起され、関心が寄せられ、国際的な核不拡散システムと南太平洋非核地帯を守るための力が再確認されました。(帥&CK)