米英の香港の人権・自由への関心は香港の安定破壊が目的＝外交部

　米英両国の当局者がこのほど、香港事務について妄評したことに対し、外交部の汪文斌報道官は22日、「米国と英国が香港人の権利と自由に関心を示すのは偽りであり、実際は香港の治安を乱し、安定を破壊し、香港を混乱させようとしている」と述べました。

　21日、米国務省は声明を発表し、香港の人権と基本的な自由が「持続的に侵食されている」ことに懸念を示し、香港特別行政区政府による選挙区議員資格の取り消しが「香港人による香港統治」を阻害していると妄言を述べました。同日、英外相は、香港が一部の区議の代表資格を取り消したことに深い懸念を示しました。

　これについて、汪報道官は香港特別行政区政府が基本法と特別行政区の関連規定に基いて、関係者の区議資格を取り消しており、その行為の合理性、合法性を示しました。香港国家安全維持法の実施と「愛国者による香港統治」の原則が確実に実行されるようになり、香港社会の暴力的な混乱は徹底的に転換されました。これに伴い、現地では広範な香港民衆の合法的権利や自由がよりよく保障され、香港特有の優位性と発展の潜在力が十分に現れています。中国側は中国の主権を確実に尊重し、他国による香港事務への干渉、中国の内政への干渉をやめるよう促しています。（帥＆CK）