北京
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中国外交部は22日、「中国国連協力立場文書」を発表しました。記者会見に臨んだ汪文斌報道官によりますと、「中国国連協力立場文書」は国連の各分野の活動における50年間の中国の突出した貢献を紹介していて、多国間主義の維持やグローバルな発展、団結による新型コロナとの戦いなど、重要な世界的課題について中国側の立場と主張を述べているということです。
汪報道官は、今年、中華人民共和国が国連における合法的な席を回復して50周年を迎える節目の年であることに触れ、「この50年間、中国は一貫して多国間主義の旗を高く掲げ、国際問題を各国と話し合って解決し、世界の前途と運命を各国が共に手にすることを堅持してきた。また、一貫して一国主義や保護主義、覇権主義に断固として反対し、さまざまな『偽り』の多国間主義にも断固として反対する。終始積極的にグローバルガバナンスシステムをより公正的かつ合理的な方向に発展していくよう推進し、優先的に発展することを堅持する。人民を中心とする発展の理念を堅持し、世界的な発展の運命共同体の構築を推進していく」と述べました。
汪報道官はまた、「平和と発展は依然として時代のテーマである。未来に向けて、中国は世界各国と手を携えて前進し、各国が共同で国連の普遍的な安全を守り、発展の成果を分かち合い、国連を世界の運命を共同で把握するコアなプラットフォームとしたい」との決心を示しました。(藍、CK)