北京
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張漢暉大使(左)とデニソフ大使
中国の張漢暉駐ロシア大使はこのほど、アンドレイ・デニソフ駐中国ロシア大使とビデオ会談し、中国とロシアの首脳外交、感染症対策の国際協力、国連の枠組みの下での協力および両国関係の発展などについて意見を交換しました。
感染症対策の国際協力について、張大使は、「中露両国は、多国間生物兵器査察メカニズムの改善を引き続き推進し、科学的な新型コロナの発生源究明を堅持する一方で、より広範な国の感染症対策のニーズに着目し、両国の大国としての責任を果たすべく、感染症対策の国際協力を引き続き推進し、ワクチンの公平かつ合理的な分配を推進する」と述べました。
これに対し、デニソフ大使は、「ウイルスを政治化させ、感染症対策をゆがめようとする企みは、新型コロナと戦う人々の団結を阻害し、打撃を受けた世界経済の回復を阻害する。中国とロシアは、世界保健機関(WHO)が専門家の対話の場となり、世界の感染症対策の総合コーディネーターとしての役割を果たすよう支援する」と述べました。(李陽、鳴海)