北京
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5日間の予定で開かれる情報技術の展示会「GITEX2021」が17日にドバイで開幕しました。主催者の統計によりますと、20日までに、世界60カ国以上の3000社余りが展示会に出展しています。中国からは複数の企業が人工知能(AI)、5G技術、ロボット、ビッグデータなどの分野における最新のイノベーションの成果を披露しています。
伝えられたところによりますと、中東では近年、5G技術の応用が進むのに伴い、ライブコマース関連業界の急速な発展が促されています。同時に5G技術は、中東地域の石油・天然ガス、港湾など重要産業のデジタル化へのモデル転換に方案を提供しています。
出展した中国企業の代表、劉嘉偉氏は「今年は世界から参加した企業にクラウド、5G、AIおよびデジタルエネルギーに関する解決案を披露した。これらの解決案によって中東地域ひいては全世界の企業が支援を受けて将来のデジタル化への転換をより良く実現できると信じている」と述べました。
画像の中のスマートブレスレットは、中国の科学技術が中東地域で本土化された成果の一つです。このブレスレットは、光学心拍数監視、血圧監視、GPS測位だけでなく、ワンタッチで助けを求める緊急ボタンを搭載しています。
出展した中国企業の代表、王羿洲氏は「このブレスレットは現地の清掃作業員のために開発されたものだ。これがあれば、労働者が感染拡大期間により良く健康のモニタリングをすることができる」と述べました。(Mou、浅野)