北京
PM2.577
23/19
世界貿易機関(WTO)の発表によると、今年上半期の国際市場における中国の輸入額シェアは、前年同期比0.7ポイント増の12%となり、世界の輸入増加分の15%を占めたということです。
商務部は21日の記者会見で、中国は11年連続で世界第2位の輸入市場となり、多くの国と地域にとって主要な輸出先となっていると発表しました。
今年の第1四半期から第3四半期に、中国の輸入額は過去最多の約2兆ドルに達し、前年同期比32.6%増となりました。
米国が、中国からの輸入品に対する追加関税の一部除外を開始し、除外対象を拡大する意向を示したことについて、商務部の報道官は、「米国側の関連措置を歓迎する。中国は、追加関税の撤廃は中米両国の消費者と生産者の根本的な利益に合致し、世界経済の回復にもプラスになると終始考えている」と述べたうえで、「中米両国の経済貿易関係者は正常なコミュニケーションを保っている」と明らかにしました。(鵬、鳴海)