北京
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国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は17日、五輪発祥の地であるギリシャのペロポネソス半島のオリンピアで、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューを受け、「北京冬季五輪の成功には自信がある」と述べました。
バッハ会長は、「北京冬季五輪の準備作業は非常に順調で、コロナ対策はとても印象的だ。中国は新型コロナウイルスを抑制するだけでなく、それを撲滅する固い決意を持っている。感染拡大を防ぐ過程において中国の効率は際立っている。新型コロナによる制限の中でも、北京冬季五輪の準備活動は前向きに進展してきた」と述べました。
さらに、バッハ会長は、「会場の工事は数カ月前にすべて完了し、テスト大会も順調に始まっており、出場選手からのフィードバックは非常に前向きなものだ。そのため、北京冬季五輪の成功には自信がある」としたうえで、「現段階の重点の1つは試合の組織と運営だ。この点ではテスト大会の重要性が際立つ。もう1つは新型コロナウイルス対策だ。IOCは北京冬季五輪組織委員会、中国の関係部門および国際専門家らと共に、全ての人が安全に試合を楽しむための防疫措置の確保を進めている」と述べました。(ミン・イヒョウ、謙)