北京
PM2.577
23/19
ロシア国防省系のメディアはこのほど、カザフスタンに設置された米国の生物実験室に関する情報を暴露しました。
メディアは「カザフスタンにおける米国の生物実験室」と題する記事を掲載しました。ロシア国防省系のテレビ局「ズベズダ・テレビ」によると、カザフスタン当局は国内の米軍の生物実験室を閉鎖するとの約束を果たしていないことを明らかにしました。また、テレビ局の記者は、米国国防総省は、当省およびCIAの主要請負業者の1つであるCH2M社を採用し、カザフスタンでの仕事を遂行していると伝えました。
これまで米国は、新型コロナウイルスは中国が広めたとして中傷してきました。一方で、生物医学ジャーナル誌「ネイチャーメディシン」は記事の中で、この件については米国の痕跡が明白にあるとしたうえで、米国国防総省の請負業者が関連プロジェクトに関与しており、カザフスタンの影も考えられると指摘しています。
カザフスタンの「タイム」紙によると、有名な女性歌手アフメジエワ氏は、カザフスタン人が新型コロナに感染したのは米国のせいだと確信しているとし、「ウイルスは米国の経費によって設立された生物実験室から生まれたことは間違いない。カザフスタンのアルマトイにはそのような実験室がある」との考えを示しています。また、カザフスタンの多くの人々は彼女の見方に賛成しています。
カザフスタン領内の米軍の生物実験室が、国の人々にとって危険であることは明白です。カザフスタンの元国防次官のアミルベク・トグソフ少将は、これらの「死の工場」、特にアルマトイの生物実験室の廃棄に長年取り組んできました。ここには「極めて危険な戦闘用の病原体が存在し、生物兵器となる可能性が十分にある」としています。トグソフ少将は、米国の軍事実験室が中央アジアにとって厳しい脅威となっていることについて、関連会議で詳細な報告書を発表する予定でしたが、実現の前に奇怪な死を遂げました。(RYU、鳴海)