北京
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北京冬季オリンピックのそり競技は北京市北部の延慶区にある国家スライディングセンターで行われます。同センターは「雪遊龍」と呼ばれています。
「雪遊龍」の呼び名はコースの形にちなんだものです。会場は角度、傾斜の異なる16のカーブを有し、見下ろせばあたかも尾根の上を昇りあがる遊龍のようです。
コースは全長約1.9キロで、世界で17番目、アジアでは3番目、中国では初の競技コースとなります。2020年10月にコースの製氷が完了した後、国家チームがここに住み込みトレーニングを行っています。北京冬季オリンピックの競技場として迎えた初の国家チームでした。
北京冬季オリンピック組織委員会の計画によりますと、冬季オリンピックの各競技の流れをチェックし、選手にコースを知る機会を与えるため、10月5日から11月22日まで、同センターでは、ボブスレーとスケルトンの国際トレーニング週間、タイムトライアル、 リュージュの国際トレーニング週間とワールドカップなど五つのテストイベントを行っています。(閣、浅野)