北京
PM2.577
3/-2
地球上に800万年も生息しているジャイアントパンダは、世界の生物多様性保護における代表的な種です。一時は絶滅の危機にひんし、「国宝」として珍重されていました。今年7月7日、国務院の記者会見で、生態環境部の崔書紅氏はジャイアントパンダの絶滅危険度について、「野生の個体数は1800頭以上に回復したため、『絶滅危惧種』から『危急種』に引き下げる」と発表しました。こうしたジャイアントパンダの絶滅危険度の引き下げは、その野生種の生存環境がグレードアップしたことの証しです。ここ数十年来、人工飼育の野生化事業が進み、野に放たれて野生の個体数が増加し、自然保護区が67カ所設立されました。(朱、浅野)