北京
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第2回世界の持続可能な交通に関する国連会議が14日から北京で開かれています。これについて、外交部の趙立堅報道官は15日の定例記者会見で、「中国は各側とともに、世界の交通発展に最善を尽くしていく」と表明しました。
趙報道官は「習近平主席が開幕式の基調演説で指摘したように、交通は経済の動脈であり、文明の絆である。新中国は成立以来、インフラ建設に取り組み、交通大国に発展した。さらに交通強国を目指し、建設を進めている」と述べました。
趙報道官は、「現在、中国は海上輸送で世界中につながり、貨物貿易額も最大の経済体となった。コロナ禍においても、中国とヨーロッパを結ぶ貨物列車(中欧班列)や遠洋貨物船での輸送を24時間体制で続け、グローバル産業チェーンの安定確保に取り組み、その責任を果たした。今後も各国とともに質の高い『一帯一路』の共同建設を推し進め、インフラ施設の相互連結(コネクティビティー)を拡大しながら、グリーンのシルクロードとデジタル化シルクロードの建設を加速させ、世界の交通発展に最善を尽くしていく」と考えを示しました。(Lin、鳴海)