北京
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台湾の小中学校歴史科目の学習指導要領で「脱中国化」が進んでいるという台湾教育界の指摘を受け、国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は13日の定例記者会見で、「いかなる脱中国化の行動も台湾が中国の一部である事実を変えることができない」と示し、民進党が推奨する歴史科目の学習指導要領に対し異論を呈し、民進党をけん制しました。
会見中の国務院台湾事務弁公室・馬暁光報道官
馬報道官は「大陸も台湾も同じ中国に属しており、両岸の同胞は同じ中華民族に属している。同じ中国人として、台湾同胞が民族の歴史を知る権利は誰からも奪われることはない。いかなる脱中国化の行動も、中国大陸と台湾の歴史的つながり、人々の血のつながりを断ち切ることはできない。ましてや台湾が中国の一部であるという事実を変えることもできない」と指摘し、民進党をけん制しました。
馬報道官はさらに、「民進党当局が歴史をゆがめ、孫文先生と辛亥革命の偉大なる功績を風化させ、ひいては抹消しようとしている。こうした行動は間接的な台湾独立にあたり、悪い影響がもたらされた」と指摘しました。
(Yan、CK)