北京
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中国は12日、第一陣の国家公園の正式建設を発表しました。
発表された第一陣の国家公園には、三江源国家公園、武夷山国家公園、ジャイアントパンダ国家公園、東北虎豹国家公園、海南熱帯雨林国家公園など含まれています。これらの公園の総面積は計23万平方キロメートルで、中国の陸生野生動植物種の30%近くがカバーされています。
中国は2015年から試験的に、国家公園制度をスタートさせました。2020年7月から12月にかけては16の機関の専門家26人からなる評価チームが公園の自然資源やテスト活動について評価を行いました。
長年にわたる試験期間中に得られた成果もあります。たとえば、パンダ国家公園は3省を跨ぐ81カ所の自然保護区に統合されました。かつては分割されていたパンダ生息地の管理も統一されたわけです。
これらの公園はいずれも、絶滅が危惧(きぐ)される種の生息地の保護を目指しています。海南では、地球上で最も危機的な状況にある霊長類動物の一つであるカイナンテナガザルの生息地が、海南熱帯雨林国家公園によって保護されています。また、東北虎豹国家公園の目的は東北のトラとヒョウを保護することです。(玉華、鈴木)