世界初のオリンピックチャンネル、放送開始に向け座談会を実施

　中央広播電視総台（CMG）オリンピックチャンネルの開設に関する専門家座談会が11日、北京で行われました。このチャンネルは、世界初の24時間衛星放送の4Kスーパーハイビジョンスポーツチャンネルとなります。中央宣伝部副部長、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）台長兼総編集長を務める慎海雄氏が座談会に出席し、国際オリンピック委員会（IOC）委員代表、有識者、選手代表らとまもなく放送が始まるオリンピックチャンネルについて共に意見を交わしました。

　慎CMG台長兼総編集長は席上、「オリンピックチャンネルの設立の第一の使命は、北京冬季オリンピックとパラリンピックに貢献し、中国における夏季および冬季の二つのオリンピックの物語を全面的かつ立体的に語り、北京冬季五輪のために良好な雰囲気を作り、3億人をウインタースポーツに参加させるよう促し、世界中の視聴者のために素晴らしい卓越した冬季オリンピック大会を届けることだ」と強調しました。

　オリンピックチャンネルはCMGとIOCとの戦略的パートナーシップの成果であり、中国大陸地区で唯一、IOCから「オリンピック」の名称と五輪マークの使用を許可された発信プラットフォームです。世界で初めて4Kスーパーハイビジョンとデジタルプラットフォームで同時放送されるこのスポーツチャンネルには、CCTVのオリンピックTVチャンネルとデジタルプラットフォームが含まれています。テレビチャンネルはCCTV16チャンネルで放送が行われ、デジタルプラットフォームはPC端末、アプリ、WeChat、Weiboを含むSNSプラットフォームで配信が行われる予定です。（RYU、鳴海）