北京
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中国中車集団(CRRC)は9日、完全に独立した知的財産権を持つ、中国基準による地下鉄車両の製品シリーズのプラットフォームを発表しました。プラットフォームには、時速80キロのA型車両とB型車両、時速120キロのA型車両とB型車両の4種類が含まれており、中でも中国基準によって製造された地下鉄車両の実物が初めて展示されました。
今回発表された地下鉄車両シリーズは、「中国基準」をリードするように、標準化、モジュール化、シリーズ化した設計コンセプトが採用されており、既存の地下鉄車両の運用経験を生かしながら、国内ユーザーのニーズに応えて開発されたもので、先駆的な技術を使った新たな地下鉄車両プラットフォームとして、4種類の車両モデルが打ち出されました。
このプラットフォームにおいて、各モデルは、配置スペックとして走行モード、受電モード、車両編成、車体形状などを自由に設定することができ、ユーザーの個別のニーズに応えています。
同時に、車両機能は「メニュー形式」で構成され、全モデルにオプションとして170以上の機能が用意されています。中でも、乗客用インターフェース、車両操作とメンテナンス、インテリジェントサービスなどがあり、必要に応じてカスタマイズできるようになっています。
中国基準による地下鉄車両は、完全に独立した知的財産権を有しており、コア技術と主要部品が独自に開発・製造されています。(ミン・イヒョウ、井上)