アニメ映画「白蛇:縁起」の音楽世界(後編)

2021-10-09 22:30  CRI

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アニメ映画「白蛇:縁起」の音楽世界(後編)

 中国で大ヒットしたアニメ映画「白蛇・縁起」が㋆30日、日本で公開されました。民話「白蛇伝」をモチーフにしたこの映画はヒロイン・白娘の前世の物語を描いたものです。今回の中国メロディ―はアニメ映画「白蛇:縁起」のサウンドトラックをご紹介しましょう。

 唐の時代の中国。天下が動乱に堕ち、さらに国師は民に蛇狩りを強要し、民は生活にあえいでいました。そんな中、数百年の修行で人間の姿に変化していた蛇の妖怪「白」は、国師を刺殺しようとしましたが失敗。逃亡の末に記憶を喪失してしまいます。そんな白を救ったのは、捕蛇村の少年・宣。白の記憶を取り戻すため、二人は冒険の旅に出ます。結局、宣は白を救うために国師との闘いで命を落としました。白は必死になって宣の魂を守り、白と宣の500年の輪廻転生のラブストーリーの下地を作りました。

「何須聞(聞く必要があるのか)」

 白の失われた記憶を取り戻す旅の途中、宣は船で「何須聞(聞く必要があるのか)」を歌いました。宣の悠揚とした歌声に惹かれた白は、思わず宣に振り返りますが、その目には恥ずかしさと恋しさがにじみ出ていました。この時、二人は少年少女の初恋の甘さに浸っていました……

「逆風行(向かい風飛行)」

 映画の中で最も美しいシーンといえば、宣と白が法力のある傘をさして、風に乗って天地を漫遊するシーンが挙げられます。サウンドトラック「逆風行(向かい風飛行)」は、宣と白が傘を持って、空に舞い上がるタンポポを浴びながら、秋風に染まった紅葉の森を抜ける美しい映像をロマンチックに演出していて、映像と音楽が完璧にマッチしています。

「寒夜(寒い夜)」

 劇中では、サウンドトラック「寒夜(寒い夜)」も印象的です。前段は、女性の声が哀しいメロディーを口ずさみ、薪が燃えるパチパチという音とともに、寂しく寒い雰囲気を醸し出しています。この時、白は自分が蛇の妖怪だと知って、心を痛めていました。しかし、宣は「この世には二本の足のある悪人が多いんだ、尻尾が生えているくらいどうでもないさ…」と慰めます。蛇の妖怪である自分を受け入れてくれる宣に、白は心打たれます。しかし、深く哀しいメロディーは、二人の悲劇的な運命を予言しているのです。

「纏綿(思い)」

 白は蛇の妖怪なので、国師とその弟子に追い回され、何度か命を落としそうになりました。白が自分の運命に苦しんでいる時、宣は「どんなことがあっても、僕がいる!」と慰めました。この時「纏綿(思い)」が鳴り響きます。白は宣の告白に心が揺れ、宣こそ自分を愛する人だと思い、思わず宣と抱き合ってしまいます。音楽は二人の悲恋の運命を生き生きと表現しています。

「記得、真好(覚えていて、よかった)」

 映画の中で宣は命絶え絶えになりながら白に尋ねました。「あのタンポポも、あの船も、あの塔も覚えているだろう?」いずれも宣と白が共に経験した素敵な思い出です。白は「覚えてるよ」とうなずいていました。宣が最後に「覚えていて、よかった……」といって、息を絶やすと、二胡が奏でる「記得、真好(覚えていて、よかった)」が流れます。東洋の雰囲気を醸し出したしなやかな曲は非常に感傷的です!

 

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