北京
PM2.577
3/-2
外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、岸田文雄首相の所信表明演説について記者の質問に答えました。
岸田文雄首相は8日に所信表明演説で、中国との関係について、安定的な関係を築いていくことが、両国、そして、地域および国際社会のために重要だとしたうえで、「普遍的価値を共有する国々とも連携しながら、中国に対して主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めると同時に、対話を続け、共通の諸課題について協力していく」と表明しました。これに対して趙報道官は、「中国と日本は幅広い共通利益と広い協力空間を持つ重要な隣国である。両国が向かい合って、中日間の『4つの政治文書』が確立した諸原則を厳守し、歴史を鏡として未来を切り開く精神を持ち、対話とコミュニケーションを強化し、協力を促し、ともに中日関係を正しい軌道に導き、健全で安定した方向へ押し進めていく」と示しました。(TONG、CK)