北京
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外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、楊潔チ主任とサリバン米大統領補佐官の会談について、「中米会談は建設的で、相互理解への促進に有利だ」とコメントしました。
楊主任は会談で、「中米が互いに関係をうまく処理できるかどうかは、両国と両国人民の根本的利益や世界の運命にも関わる。中国は、バイデン米大統領の最近の中米関係に関する積極的姿勢を重視し、米国が中国の発展を封じ込める意図はなく『新冷戦』を志向しないと表明したことに注意している」とし、米国が理性的で実務的な対中政策を取り、中国と共に双方の核心的利益と重大な関心事を尊重し、相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの道を歩むことに期待を示しました。
これについて趙報道官は、楊主任が台湾、香港、新疆、チベット、人権などの問題における中国の厳正な立場を強調し、米国に対し、中国の主権、安全、発展の利益を適切に尊重し、これらの問題を利用した中国への内政干渉の停止を求めたことを明らかにしました。
趙報道官はまた、中米が9月10日の電話による首脳会談での合意を実行に移し、中米関係を健全で安定した正しい軌道に戻すため、共同で努力することで合意したことを明らかにしました。
なお、楊潔チ主任とサリバン米大統領補佐官は年内に両国首脳によるビデオ会談を行うことについても話し合いました。(TONG、CK)