北京
PM2.577
3/-2
山東省威海市で開催中の2021中国卓球スーパーリーグ(CTTSLまたは乒超)で、孫穎莎選手が11-0で相手を破りました。相手を尊重していないのではと問われたことに対して、「小魔王」とよばれる孫選手は「点を譲ろうとは思っていなかった。全力を挙げて試合してこそ相手を尊重することになると考えている」とコメントしました。
10月4日の団体戦では、深セン大学を率いて3-1で黒竜江迎福台を下し、孫選手は2つの試合で勝ちました。うち、斉菲選手との対戦では最初のゲームは落したものの、3ゲームを逆転し勝利。しかも、第2ゲームは11-0で完封しました。
11-0のスコアは、ネットユーザーの間で論争が起きています。一部の卓球ファンは孫選手が相手を尊重していないのではないかと疑い、張怡寧選手の例を挙げて、完封を回避すべきだとしています。こうした議論を受けて、孫選手は試合後のインタビューに対し、「わざと1点を譲ろうとは思っていなかった。これこそ競技の魅力だと思う。11-0は、相手を尊重し、自分を尊重するものだ」と話しました。(Mou、CK)
インタビューを受ける孫選手