北京
PM2.577
3/-2
国慶節の大型連休が折り返しを迎えた中、中国銀聯(Union Pay)と網聯(NUCC/網聯清算有限公司)は4日、国慶節連休の前半3日間の消費データを発表しました。
それによりますと、10月1日から3日までの3日間、網聯のプラットフォームによって処理された資金類の銀行間ネット支払取引は60億9000万件に上り、金額は3兆2900億元(56兆6200億円)を超えたことが明らかになりました。昨年同期と比べ、今年の1日平均処理取引件数と1日平均金額はそれぞれ20.69%と22.97%増加しました。
また、中国銀聯のデータによりますと、10月1日から3日まで、銀聯ネットワークを通した取引金額は1兆1700億元(20兆1300億円)で、取引件数は21億4900万件に達し、1日平均取引件数は2020年同期と比べ、35.87%伸びたということです。
中国銀聯の胡偉データ・アナリストは、「観光、旅行、飲食、買い物などが連休中の主な消費となっている」と示しました。宿泊の場合、今年の国慶節連休の前半3日間の1日平均消費金額は2020年の国慶節連休中の1日平均消費金額と比べて21%増え、飲食と買い物では、同期比でいずれも3割を超えました。また、交通面では、飛行機、鉄道、道路、レンタカーやガソリンなどの関連消費がいずれも明らかに増え、特にレンタカーは昨年同期比56%増になったことを明らかにしました。(ヒガシ、星)