北京
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全長399.90メートルで、2万3700TEU(20フィートコンテナに換算した個数)を積載できる世界最大級のコンテナ船の一つ「MSC AMBRA(アンブラ)」がこのほど、アモイ港に接岸しました。福建省では、新型コロナウイルスの影響で厳しい陸運交通規制が敷かれており、輸出業にかかる圧力が増大しています。これを受けて、アモイ港は「シルクロード海運」の活用により、感染対策が強化されている期間中にも産業チェーンとサプライチェーンの保障に注力しています。
コンテナ船「アンブラ」は、「シルクロード海運」と名付けられたアジアと地中海を結ぶ航路を渡る船舶です。韓国の釜山、中国の上海とアモイ、シンガポール、イタリアのジョイアタウロ、スペインのバルセロナなど、世界各地の大きな港を経由します。
今年第1〜3四半期に、「シルクロード海運」と名付けられた航路55本を通る船がアモイ港を利用した回数は1645回にのぼり、コンテナスループットは前年同期比17.0%増の189万900TEUを達成しました。(木月、謙)