北京
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第17回中国国際漫画・アニメフェスティバルの成果総括報告会の様子
浙江省杭州市で9月29日から6日間にわたって開かれた第17回中国国際漫画・アニメフェスティバルが4日、閉幕しました。今回は「新時代で共に豊かに、アニメが未来を創る」をテーマに開かれ、全国のアニメ企業、専門家、研究者、華麗なコスチュームを身につけた来場客、およびオンラインで参加したネットユーザーたちによる幅広い交流が行われました。感染症対策の常態化という新たな情勢下において、国内外のアニメ業界とファンたちの“再会”が促される形となりました。
第17回中国国際漫画・アニメフェスティバルの成果総括報告会の様子
イベントの組織委員会側によりますと、今回のフェスティバルには56の国と地域から、国内外の企業・機関335団体、出展者・専門家4031人が、オンラインまたはオフラインの形式で参加し、会期中の交流活動に参加した人の数は延べ1300万人を超えました。また、ビジネス面では1対1での商談が1646回行われ、会場での成約額は4億8000万元に達しました。
18万ピースのレゴブロックで作られた杭州市
なお、組織委員会は今回のイベントの主要な成果として以下の5つを挙げています。
(1)ビッグデータを用いた感染対策によって、安全が確保されたこと。
(2)中国共産党創設100周年に合わせて、党の歴史などを題材としたアニメ作品が初登場したこと。
(3)デジタル化・スマート化された交流プラットフォームが国内外をつないだこと。
(4)産業による成果の転化を重視し、企業の発展への自信を高められたこと。
(5)中華民族の優れた伝統文化を伝承・発揚したこと。(張、閻)