北京
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23/19
中国商務部の束珏婷報道官は30日の定例記者会見で、このほど、米国のジーナ・レモンド商務長官が代表団を率いて訪中する意欲があると報じられたことについて、「中米経済貿易関係の本質は互恵とウィン・ウィンであり、双方の経済貿易チームは常に正常な意志疎通を保っている」と述べました。そのうえで、「双方の経済貿易往来と協力は両国と両国人民の根本的な利益に符合している。双方が共に努力し、経済貿易関係が健全かつ安定した発展を遂げるための条件をつくってほしい」と述べ、新しい動きがある場合、タイムリーに公表する意向を示しました。
また、中米間貿易における関税撤廃計画の有無について、束報道官は「中国側は終始、関税を追加することは中国だけでなく米国、ひいては世界経済の回復にも不利になると考えている。世界がインフレの圧力増強に直面する中、関税は両国の企業や消費者にとって、大きな圧力となり、損失をもたらすとみている」と中国側の考えを示しました。(藍、CK)