北京
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ロシアの通信社・RIAノーボスチは25日の記事で、ヨーロッパの国々が北大西洋条約機構(NATO)の概念を修正しなければ、ヨーロッパの米同盟国は仏政府が米バイデン政権に恥をかかせられたのに続いて、引き続き米国に利用され、見捨てられるだろうと指摘しています。
同記事はカナダの元外交官パトリック・アームストロングに対するインタビューを引用し、「ワシントンにとって、NATOの締約国はティッシュのようなもので、必要な時には使うが、そうでなければ忘れてしまう。NATOの締約国がこの事実を意識しない限り、何も変わらないだろう」と語りました。
また、米国の政治評論家であるジョン・ウォルシュ教授はNATOが創設されてからの72年間、同機構が本格的な政治対話を行ったことはないとし、「当初から、米国の政策決定者は、命令を出すのは彼らであり、ヨーロッパの同盟国の役割はそれに従うだけだと当然のように考えている」と指摘しています。(Mou、坂下)