北京
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北京京港地下鉄有限公司が運営する地下鉄4号線と16号線の国家図書館駅で28日、地下鉄駅スマートサービスを提供する3台のAIロボットが「勤務」を始めました。3台は乗客に路線案内や現場案内および運行に関する案内などのサービスを提供します。
このAIロボットは京港地下鉄の「お出掛けマネージャー」の「阿捷」と化して、言語や画像などを通じて人とコミュニケーションを取ります。北京軌道交通で駅にAIロボットが導入されるのは今回が初めてです。
AIロボットは「阿捷領路」機能で乗客を券売機、エレベーター、出入口、乗換通路など指定場所まで案内できます。また、「阿捷問答」機能でチケット情報、日常問題およびバリアフリー関連の一般質問に答えることができます。同時に、「情報検索」機能で駅構内のレイアウト図や駅周辺の地図、時刻表、路線図などを調べられるほか、「周辺検索」機能で電子マップとつなげ、駅周辺の情報をリアルタイムで調べられます。国家図書館駅は三つの地下鉄路線の乗換駅で、周辺には冬季オリンピックの競技場の一つ、首都体育館があるため、「阿捷」には「冬季五輪サイト」という機能が付け加えられています。
このAIロボットは自主ラーニングができ、絶えず豊富になるデータによって、知識ベースおよび周辺地図のナビゲーション機能などを最適化できるだけでなく、人とのコミュニケーション情報の幅と精確度も絶えず高められます。(ヒガシ、浅野)